北陸も梅雨入りしました。
小さい頃は雨ばっかりの梅雨が嫌いでしたが、
今は暑い夏に備え、梅雨は梅雨らしく雨が降ってほしいと願う渡邉です。
先月になりますが、お友達の『タット先生の絵画教室』に参加してきました。
私がタットの絵が好きなのと、
自由に楽しんで絵を描く時間を子どもたちに過ごしてほしいと思い参加してきました。
1人1枚真っ白なキャンパスをもらって、
①まずは土台を好きな色で塗る。
②土台を乾かしたら、その上に好きな絵を描く。
その2つだけのルールで描いていきます。
筆のサイズもたくさんあるし、絵具だけじゃなく、油性マジックやボールペン、歯ブラシもたくさんそろっていました。
何を使って描いてもいい!
色を重ねすぎてほぼ黒いキャンパスになった子。
自分でできないから『赤色塗って』とタット先生に描いてもらってる子。
『絵なんて描きたくない!』とお菓子を食べてる子。
どんな子にもタット先生は『いいね!』と笑って話しかけてくれました。
土台の上に、好きなキャラクターが描かれてたり、
インスピレーションで浮かんだ個性的な世界の表現があったり。
またタット先生は一人一人に、『ここ、いいね!』『この色いいね!』と伝えていました。
我が子は、『好きな絵を描いていいよ』という言葉に、『好きな絵ってなんやろう』と悩む時間が長く、絵ではなく、文字を書きだしてました。
その時『絵を描こうよ!!』と私は子どもに伝えましたが、
タット先生は『これ、おもしろいね!いいね!何って書いてあるの?』と興味を持って見てくれました。
照れながら説明している我が子を見て、自分の判断基準が「こうあるべき」に偏ってることに気づきました。
キャンパス向き合ってる子どもたちからでてくるものを否定せず、『いいね!』と言ってもらえて、
完成後は達成感を感じられたようにみえました。
長男は、写生した絵を学校で掲示されたこともあり、「自然を描くのが好き。」と言っていました。
タット先生の絵画教室で、大胆に色を塗るのが楽しかったのか、描く絵の質が変わってきたみたいです。
長男は体を動かすことが大好きで、それが一番と思っていたけど、
人には、まだまだ可能性があるんだと改めて感じることができました。